アメリカは何でも訴訟したがるほど裁判好きです。
「え?そんな判決あり?」と言うような少し理解しがたい判決が出ることもあります。
米大統領選の民主党指名争いに2度出馬したこともある
ベテラン議員のデニス・クシニッチ氏(64)が、
サンドイッチに入っていたオリーブに種が残っていたため歯を痛めたとして、
ワシントンにある議員会館の食堂運営会社を提訴しました。
デニス氏はジョージ・W・ブッシュ前大統領による
イラク戦争には一貫して反対の立場をとり、
ブッシュ前大統領の弾劾決議案を米連邦議会下院に提出したほどの議員!
今月提出された訴状によると、オハイオ州選出のクシニッチ議員は2008年4月、
ロングワース議員会館に入っている食堂でサンドイッチを購入したところ、
「不適当で体に悪い」オリーブが入っていたために歯を痛め、
複数回の治療が必要となり「楽しみを奪われた」として、
損害賠償など15万ドル(約1200万円)のを支払うよう求めています。
この判決はないだろうと言われた、アメリカの裁判として有名なのが
「マクドナルドのコーヒー訴訟」です。
アメリカのドライブスルーでマクドナルドのコーヒーを購入した(当時)79歳の老婆が、
マクドナルドのコーヒーを膝にこぼして火傷を負ってしまい、
それを「コーヒーが熱すぎたから」と訴えたのが始まりです。
裁判は紆余曲折がありましたが、陪審員はマクドナルドに対して
約300万ドルもの賠償金の支払いを命じました。
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