容疑者を暗号名「ジェロニモ」
米軍によるウサマ・ビンラディン容疑者の殺害作戦が行われたその日、
現場となったパキスタンのアボタバードで、
同地に住む男性が作戦の様子を短文投稿サイト
「ツイッター」に「生ツイート」していたことが分かった。
ITコンサルタントでカフェも営むソハイブ・アターさん(34)は
爆発や無差別攻撃から逃れるため、1年半前にラホールからアボタバードに転居。
通常は耳にしないヘリコプターの音が聞こえたことから、
珍しさの余りツイッターへの投稿を開始したという。
アターさんはロイターに対し、
夜中に起きてコンピューターで作業していたときにヘリコプターの音を聞いた。
ここでは非常に珍しいことで、ヘリコプターは6分ほど空中で停止した。
その後大きな爆発があり、停電した」と語った。
アターさんは数時間にわたって状況を「中継」。
投稿開始から数時間後にはアターさんとそのフォロワーが状況に気付き、アターさんは
「知らないうちにビンラディン容疑者の殺害作戦を生中継していた」と書き込んだ。
オバマ米大統領はアターさんの最初の投稿から7時間後に会見を開き、
米主導の作戦でビンラディン容疑者を殺害したことを発表しました。
アターさんのアカウント「ReallyVirtual」のフォロワー数は作戦前の時点で数百人。
その後2日の時点では3万3000人近くに膨れ上がっている。
アボタバードはイスラマバードの北60キロにあり、比較的裕福な地域。
アターさんは今回の殺害作戦を受けて、
アボタバードが新たな攻撃対象にならないか懸念しているといいます。
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