財政再建中のギリシャの警察が、1時間30ユーロ(約3200円)で、
民間企業や市民が主催するイベントなどの警備を提供するサービスを開始。
備品の購入予算を増やすことなどが目的だという。
ただ、このサービスが受けられるのは、厳戒態勢を敷く必要性が認められた場合に限られる。
債務危機が深刻化する以前は、警察の警備は無料だった。
施行された法律によると、警官1人を1時間雇うには30ユーロ必要。
芸術品の配送など、警察車両のエスコートが必要な場合は、
1時間につき40ユーロの追加料金が必要で、白バイのエスコートには20ユーロ請求される。
大規模な警備が必要な場合のサービスとして、200ユーロでパトロールボート、
1500ユーロでヘリコプターが出動する。