国際的に活動する非政府組織(NGO)セーブ・ザ・チルドレンは
独自の調査に基づいた「母親に優しい国」ランキングを発表。
ここ2年間最下位だったアフガニスタンは女性の地位向上などを理由に、ランクを1つ上げた。
同団体は165カ国を対象に、女性と子どもの健康面、
教育面、経済面などの状況を調査・分析し、ランキング形式で表しました。
アフガニスタンは、母親の死亡率低下、子どもの生存率上昇、
女性の教育参加促進などの理由で最下位を脱出。
ただ、セーブ・ザ・チルドレンによると、同国では
依然として都市部と農村部で医療や教育面での格差が著しいほか、
全国的に栄養不足が広がっており、毎日275人の子どもが死亡しています。
一方、最下位に転落したのは、西アフリカのニジェール。
上位3カ国はノルウェー、アイスランド、スウェーデンと北欧諸国が占め、
日本は30位だった。