キャップジェミニとRBCウェルス・マネジメントが発表
世界の資産状況などを調べた報告書によると、
2011年にアジアが初めて富豪層人口で北米を抜き、首位となった。
同報告書によると、北米の富裕層人口は昨年、約3万9000人減少し、
計335万人だった一方、アジア太平洋地域では1.6%増加し、337万人となった。
ただ、資産額を比べると、同地域が10兆7000億ドル(約843兆5000億円)なのに対し、
北米は11兆4000億ドルで、依然として北米が首位を維持している。
昨年は、東日本大震災や米国債の格下げ、
欧州債務危機や中東・北アフリカ地域の政情不安などで投資家にも厳しい1年となったが、
100万ドル以上の投資可能資産を保有する富裕層は、
中国では5.2%増の56万2400人、日本の富裕層も4.8%増加