チェコの首都プラハの北東約100キロにあるベルケー・ハムリで、
全方位に回転したり上下に移動したりできる、環境に優しい家が話題を呼んでいます。
この家を建てたのはエンジニアのボフミル・ロータさん。
太陽の動きに合わせて家を回転させ、
自然の光や熱を最大限取り入れることができるほか、暑い場合は、
気温が常にセ氏5度程度に保たれている地下にスイッチ1つで家を沈めることができる。
ロータさんがこのアイデアを思い付いたのは1980年代初めで、
それから20年以上の歳月を経て、2006年に完成させた。
ロータさんは「専門のエンジニアが建てれば、
自分でやるよりもっと早く完成していただろう」と語った。