子供達にプレゼントを運んでくれるサンタクロースは、
4世紀頃、小アジア(現在のトルコ)のミュラのカトリック教会の司教、
セント・ニコラス(聖ニコラス)と言われている、困っている人や貧しい人を助ける、心優しい聖人でした。
ある夜、娘たちを売なければならないほど貧しい家族のもとに、
その家の煙突から金貨を投げ入れて、娘たちとその家族を救いました。
投げ入れられたその金貨はちょうど、暖炉のそばに干してあった靴下の中に…。
靴下を下げてプレゼントを待つのは、そんな話からきているのでしょう。
サンタが赤い服を着ているということを世界的に広めたのはコカ・コーラ社であるという都市伝説があります
サンタクロースはもともと緑色の服を着ていたが、同社のイメージカラーの赤になぞらえ、
広告に採用したことからサンタクロースの赤い服が定着したとのこと。
しかし、19世紀に描かれたサンタクロースの元イメージと言われる聖ニコラウス像は、
既に赤いマントを着ていたという説もあります。
現在のような白ヒゲ・赤服のイメージが広がったのは、コカ・コーラの宣伝絵からです。